『武力の行使は、国際紛争を解決する手段として永久にこれを放棄する』(憲法九条より)

私たちが『青空が見えたこともあった』というアルバムを出してから10年が経つ。
当時、PKO法案が強行採決され自衛隊が海を渡り、言いようのない不快感と不安を感じた。
―あれから10年。状況はもっともっと悪くなった。
自衛隊は遂に武器を持って海を渡り、平和憲法九条の改憲が堂々と言われるようになった。
もし、九条が変われば近い未来、徴兵されて戦争に駆り出される可能性だって十二分にある。
そんな中、私たち表現者(ロック・ミュージシャン、漫画家、作家、画家、放送作家、雑誌編集者、役者、
あらゆるジャンルのライターなどすべての表現者)はこの10年間何をしてたのだろうか?
安易に安定した生活の中で鈍感になってしまったのだろうか?
贅沢に慣らされた感性は危機すら感じなくなってしまったのだろうか?
とりあえずの楽しい日々に満足して、未来の子供たちを殺すつもりなのだろうか?
私たちはイヤだ。耐えられない。だから、『反戦意思の表示』します。(THE NEWS)

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