山崎優子はロックバンド「ME-ISM」のボーカリストだ。自伝「謳う援交少女」で10代の援交体験を赤裸々に告白した。ギャル時代の「ろくでもない青春」を歌った「SUNSHINE通り OF YOUR LOVE」でデビュー。メジャーレコード会社からも声が掛かっても「ステージで脱がない」という条件を提示されると即座に「無理!」と断った─など、武勇伝も多い。でも実際の彼女は、物静かな印象の女性だ。
 
最初の援交のきっかけは、ギャル仲間の先輩に渡す上納金のためだった。「顔も知らない先輩のために」「2万円でSEXした」。しかも初体験はレイプ。そのためか、SEX観はかなりシビアだ。「SEX込みでマトモな関係でいるのは難しい。ここ3年くらいSEXしてません。そのぶんオナニーはしてますが」

  音楽活動のほかに、ケータイ小説や複数のブログでメッセージを発信。
「性をまじめに考えるブログ“肌色TV”に女性のコメントが増加中です。性の問題に根ざした社会問題もきっと多いはず」

  風俗や援交をしたいという女のコから相談メールをもらうことも。
「最近の風俗やAVやってるコたちが、お金に困ってないのになんとなくやってるのが心配。興味本位や、ちょっとドロップアウトした勢い、単純に刺激が欲しい…そういうノリの中途半端な層が一番危ないの。必ず後悔して、自分を嫌いになっちゃう。私もそうだった。そのくせSEXに夢を持ってるの。遊びのSEXと本気のSEXを分けて考えてる。必要以上に幻想を抱いて貞操観念にこだわるのも、ただ投げやりにオープンなのも違う気がする。重要なのは、商売も遊びも恋愛も超えた、人間としての信頼関係だと思う」

  表現することは死ぬまでやめない、と言い切る。
「私は歌詞も文章も、大人への挑戦状のつもりで書いてます。世の中を動かしているのは、やっぱり大人の男性だから」

  今、彼氏はいない。
「好きな人とは、見つめ合うよりも同じ方向を見ていたい。私に普通の性欲があれば、とも思うけど…正直、今はSEXに邪魔されたくないの」

  23歳という年齢ゆえの発言だろうが、その若さが、ただただまばゆい。

(フリーライター 山瀬よいこ)

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